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妊婦の患者さんの治療 [治療ノート]

妊婦の方が患者さんとして来院されることがあります。
妊婦の方は薬やX線写真の制限から満足のいく治療が
得られないことがあります。
しかし、痛みがあったり、その痛みを消すために
どうしても抗菌剤(化膿止め)の服用が必要な時には
できるだけ安全な薬を選択し、服用すべきと考えます。
薬を服用せずに歯痛をがまんするストレスは明らかに
有害だと思います。
X線写真も診断にどうしても必要な時は撮影すべきと
考えます。
以前勤務していた総合病院では婦人科の先生は必要な
X線写真は快く許可してくれました。
ある先生はおなかの中に赤ちゃんがいるときにX線写真
を制限し、出産と同時に何枚も撮影することが誤っている
ことだと述べていました。薬も鎮痛剤、ペニシリン系の
抗菌剤を許可してくれました。
本クリニックでも必要最低限の薬、X線写真を考慮し,
患者さんが希望されない際にはご希望に沿った治療を
行っています。
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